質の良い睡眠は、健康のカギ。すっきりとした目覚めは、それだけで気分がいいものです。しかし、眠ったつもりでも朝起きると疲れが残っていたり、肩こりや腰痛を感じたりすることもありますよね。
そうした朝の不調は、「寝姿勢」に関係があります。寝る姿勢は、無意識のうちに変化しやすいものですが、少しの工夫で正しい寝姿勢をキープすることができますよ。深い眠りを促す、正しい寝姿勢についてチェックしてみましょう。
深い睡眠に導く正しい寝姿勢とは?
普段の睡眠で、どんな姿勢で眠ればよいのか考えたことがありますか? 特に気にせず、好きな姿勢で寝ている方も多いのではないでしょうか。
実は、睡眠の深さには、寝る姿勢も影響されます。仰向け、横向き、うつぶせ寝など、いろいろな姿勢がありますが、一番良いのは仰向け寝です。
理想的な寝姿勢は、直立の時と同じような自然なS字の背骨を描くことです。仰向けになり力を抜いて、頭・肩・背中・骨盤・ふくらはぎ・かかとが布団についている状態がベストです。同じ姿勢を長時間続けると血行不良を起こしてしまうため、無意識のうちに寝返りが起こります。しかし、正しい寝姿勢はカラダにとっても負担が少なく楽に眠れます。そのため、自然と仰向けに戻ることが多いようです。
ただし、背骨や骨盤のゆがみがある方は、無理に仰向けになるのではなく、負担のない姿勢を選びましょう。どうしても仰向けの姿勢が苦しいと感じたら、寝ている時に開く両足の角度をチェックしてみてください。かかとをつけて両足の力を抜いたときに、指先が45度程度に開いているのが理想的です。どちらかだけが傾きすぎていたり、床につきそうなほど開きすぎたりしていたら、全身のバランスが崩れている可能性もあります。
同様に、腰が布団から浮きすぎてしまう人も、布団にかかる体圧のバランスが崩れてしまうため、仰向きの姿勢ではかえって疲れる場合があるので注意しましょう。
理想の寝姿勢を作るには
人のカラダは、重い頭を支えながら直立歩行を維持するために、背骨がS字状になっています。カラダの中心ともいえる背骨が自然な状態であれば、健康にもよい影響を与えます。同じように、寝ているときも背骨が自然なS字カーブを描いていることが大切です。
そこで、意識したいのが寝具の選び方です。全身の体圧を分散させるような布団を選び、カラダの負担を軽減させましょう。とはいえ、体形には個人差があり、だれでも同じ布団でよいというわけでもありません。また、年齢とともに背骨の状態も変化してしまうため、その都度買いかえる必要があります。
しかし、機能性の高い布団は価格も高額になりやすく、なかなか手が出ない場合もありますよね。そこでおすすめしたいのが、寝姿勢をやさしくサポートする「枕」選びです。
自分に合った枕の選び方
人生の3分の1は睡眠で占められているといいます。快適な睡眠に、快適な寝具は欠かせません。特に、枕は欠かせない睡眠グッズです。自分にぴったりの理想の枕を探してみましょう。
枕選びの基準となるのは、「高さ」と「ホールド力」です。
理想的な枕の高さは、首の自然なカーブにそって、首や背中に負担がかからないよう直立時同様に自然な状態を保てるもの。仰向けの時だけでなく、寝返りを打って横向きになったときでも、無理なくサポートしてくれるものがベストです。低すぎる枕では、心臓より頭が下がってしまい血流悪化を招きます。一方で、高すぎてしまうと、今度は肩こりの原因になるのだとか。
ホールド力についてですが、寝ているときに頭だけではなく、寝る姿勢を支える枕を選びましょう。小さな枕では首までサポートできず、ストレートネック等の原因となります。そのため、首、肩口までしっかりホールドしてくれる枕を選びましょう。
枕選びは肌触りもチェックして
枕といっても、形や素材もさまざま。高さだけでなく、自分が快適だと感じられる枕素材を選ぶのも大切なポイントです。
例えば、低反発の枕は、頭や首の形にフィットしてしっかり支えてくれます。ただし、ウレタン素材は通気性が悪いのが難点です。また、やわらさが人気のマイクロビーズはカラダを包み込んでくれる癒しの素材ですがそれと同時に、重さで沈みやすいというデメリットもあります。
どんな素材にもメリット・デメリットがあり、どれかひとつを選ぶとなると案外悩むものです。
そんなときには、低反発とマイクロビーズのメリットだけを集めて、デメリットとなる通気性の悪さや沈みやすさを解消した枕を使ってみてはいかがでしょうか?それが「キセキノ枕」です。
「キセキノ枕」は、シルクプロテインを配合した枕カバーもついており、肌触りも抜群。体形や寝姿勢に合わせて3段階に調整できるため、購入後に微調整ができるのも嬉しいですね。
こだわりの寝具で、理想の睡眠を手に入れよう
理想の睡眠は、正しい寝姿勢をキープすることからはじまります。そのためには、寝具へのこだわりも大切なこと。
枕なら、いつでも手軽に快適な睡眠を楽しめますね。理想の枕を選んで、毎日の目覚めを心地よいものに変えていきましょう。
ポイント
正しい寝姿勢とは、立ったままの姿勢で自然に横になれること。背骨のS字を支える理想的な寝具を利用して、良質な睡眠を手に入れましょう。
まとめ
日々を健康に過ごせるかどうかは、睡眠の質が大きく影響します。深い睡眠を得るには、正しい寝姿勢を維持することが大切なポイントです。とはいえ、なかなか自分では意識できにくいもの。理想の睡眠を支えてくれる寝具選びにもこだわってみましょう。