Tweet
天使のビューティ&ヘルスコラム
天使のビューティ&ヘルスコラム

有害ミネラルをデトックスして内側から健康になる妊活

妊娠するための体づくり「妊活」では、体のめぐりを整えておくことが大切です。体のめぐりが良くなることで、血行や代謝がスムーズになり、健康な子宮へと導いてくれます。
反対に子宮の働きを悪くする原因になるのが、体に蓄積された有害ミネラルです。聞きなれない言葉ですが、年齢を重ねるほどに有害ミネラルは蓄積される傾向があり、高齢での不妊の一因とも考えられています。有害ミネラルの正体と有害ミネラルを体から除去する方法について解説します。

「有害ミネラル」とは

ミネラルというと健康や美容に欠かせない栄養分というイメージですが、ミネラルのなかには体に悪影響を与える「有害ミネラル」も存在します。代表的な有害ミネラルとしては、鉛、水銀、カドミウム、アルミニウム、砒素などがあげられます。それぞれの体に及ぼす影響や摂取経路について解説します。

生殖能力を低下させたり、子どもの学習や運動能力低下を引き起こしたりする可能性があります。タバコや排気ガス、殺虫剤などに含まれた鉛を吸引してしまったり、穀物や魚介類、肉類などの食品に含まれる鉛を摂取したりすることで体に取り込まれます。

水銀

水俣病の原因として知られる水銀。口内炎や歯茎の炎症、食欲不振や倦怠感などの原因になり、しびれや口の震えが表れることもあります。摂取経路は、大型の魚介類や一部の野菜、飲料水などがあげられます。

カドミウム

イタイイタイ病の原因として知られるカドミウム。腎機能障害の原因になり、骨が弱くなる骨軟化症を引き起こすこともあります。工場排水で汚染された水で育った魚介類や、カドミウムが含まれる土地で栽培された穀物や野菜の摂取、排気ガスや喫煙の吸引などを通じて体に取り込まれます。

アルミニウム

アルツハイマー症の一因とされ、言語障害や食欲不振、麻痺などの症状を招く恐れがあります。アルミ製の調理器具やアルミ缶から食べ物に溶け出したアルミニウムを摂取してしまう場合や、一部の小麦粉や食品に含まれるアルミニウムの摂取などが挙げられます。

砒素

毒性の強さで知られる砒素は、摂取量によっては死に至ることもある危険な成分です。嘔吐や下痢などの急性の症状に加え、肌荒れや抜け毛など長い時間をかけて現れる症状もあります。殺虫剤やペンキなどの塗料のほか、魚介類や肉、穀物や飲料水に含まれる砒素もあります。

量の差はありますが、有害ミネラルは多くの食品にも含まれています。ただ有害ミネラルが健康に害を及ぼすのは、体に溜まってしまったとき。長年の摂取によって体内に蓄積してしまうと、不妊のような健康被害を起こす原因になります。

有害ミネラルが不妊の原因になる理由

有害ミネラルは、生きるために必要な生理機能や体のめぐりに影響する代謝機能などを阻害する可能性があります。なかには不妊に影響する有害ミネラルも。次の有害ミネラルは、不妊に直接関係するといわれています。

  • カドミウム・水銀:子宮内膜症
  • 鉛:精子減少、流産

また、代謝を助ける必須ミネラルが不足すると、こちらも不妊の原因になる可能性があります。例えば、必須ミネラルであるカリウムや亜鉛などが不足すると生殖機能が低下したり、亜鉛やセレンの不足が男性の精子やホルモン分泌を低下させたりすることがわかっています。忙しさに追われて、バランスの悪い食生活をしていると、必須ミネラルが不足し、ホルモンバランスを崩しやすくなります。そこへさらに有害ミネラルが蓄積されてしまっては、代謝が落ちて妊娠が難しくなっても不思議はありませんよね。

有害ミネラルをデトックスする方法

有害ミネラルは体に溜まりやすいため、排出するためには意識的にデトックスすることが大切です。代表的な方法を紹介します。

キレート作用のある食材

キレート作用とは、有害ミネラルと結合して、そのまま対外に排出する作用のこと。ニンニクやネギ、ニラ、タマネギなどに特有の臭い成分にキレート作用が含まれています。

有害物質を無害化する食材

解毒作用のある食材としては、ブロッコリーやカリフラワーがあげられます。またニンニクやネギに含まれる必須ミネラルのひとつであるセレンは、有害ミネラルを無毒化する働きがあります。

食物繊維を含む食材

体に取り込まれた食品の栄養は腸から吸収されます。それは有害な物質も同じです。便秘が続き腸内環境が悪化すると、有害物質が停滞して体に吸収されやすくなります。食物繊維の豊富な野菜や果物を食べることで腸内環境を整え、有害物質を排出されるよう促すことが重要です。

ファスティング

ダイエット方法として注目されるファスティングですが、デトックス効果も期待できます。一定の期間、食事を摂らずにビタミンやミネラルが豊富な酵素ジュースを飲むことで、有害物質を排出することができます。

妊活には有害ミネラルデトックス

現代生活では、有害ミネラルを全く摂らないことは不可能です。大切なのは、取り込まれた有害ミネラルを排出して、体のめぐりを良くすることです。代謝を高めることは、健康はもちろん妊娠しやすい身体づくりにも欠かせません。さっそく、有害ミネラルデトックスで妊活を始めましょう。

ポイント
体内に蓄積された有害ミネラルが不妊の原因になります。体から有害ミネラルをデトックスして追い出すことで、代謝が高まり妊娠しやすい体に。体の内側から整え、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう!

執筆者:松山 夕稀己(まつやま ゆきこ) プロフィール

一般社団法人国際抗老化再生医療学会(WAARM)事務局長
ハワイ大学教授
ハワイダイエット日本支部所長
アテナクリニック心理学士
アテナクリニックアンチエイジングカウンセラー
オルソクリニック銀座国際顧問
20年前にハワイに移住。心理カウンセラーとして働く他、現地で病院や高齢者施設の運営を行う
現在は日本とハワイを拠点に活躍中