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天使のビューティ&ヘルスコラム
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ブルーベリーが疲れ目に効果が期待できる本当のワケ

あなたはPCやスマホと一日に何時間向き合っていますか?適度な時間の利用であれば、もちろん便利な道具ではあります。しかしながら、その間いつも自分の目を酷使しているということは忘れないでください。
ここ数年、疲れ目の改善に期待できるとしてブルーベリーが注目されています。このブルーベリーがどのように作用するのかご存知ですか?健康によさそうで流行っているからと、とりあえず摂取しているという方もいるかもしれません。ブルーベリーがなぜ疲れ目に有効とされるのか、実際の効能や使い方について探ってみましょう。

疲れ目におすすめのブルーベリーの種類と成分

疲れ目に効果があるのは、ブルーベリー特有の青紫色の元になるアントシアニンという成分。数あるブルーベリーのなかでも、ビルベリーに多く含まれます。
ビルベリーは北欧原産の野生種のブルーベリーで、実の内側まで青紫色をしているのが特徴です。それだけにアントシアニンが豊富で、欧米では医薬品の原料としても用いられています。しかし、ビルベリーは日本での栽培は難しいため、日本で生のビルベリーを食べる機会はほとんどありません。また、疲れ目対策のためには大量の摂取が必要です。そこで、効率よく摂取するためにはサプリメントがおすすめです。

アントシアニンの働きと摂り方

そもそもアントシアニンは、なぜ疲れ目の回復に有効なのでしょうか? 効率よく摂取するためにはどうすればよいのでしょうか?アントシアニンの働きや有効な摂り方について解説します。

アントシアニンの働き

アントシアニンには、網膜内にある伝達物質「ロドプシン」をサポートする働きがあります。ロドプシンが分解と再合成をくり返すことで視力が保たれていますが、ロドプシンを再合成する働きが低下すると視界が見えにくくなります。アントシアニンは、このロドプシンの再合成をサポートすることから、視力回復に有効とされています。
さらに、アントシアニンには抗酸化作用があり、紫外線によって受けたダメージから目を回復させる働きもあります。アントシアニンを摂取すると、4時間以内に視力が回復してくると言われていますが、24時間で尿とともに排出され、その効果は消失してしまいます。そのためアントシアニンは継続して摂取することが推奨されています。

アントシアニンの摂り方

アントシアニンの望ましい摂取量は、換算量で1日40~90mg程度といわれています。サプリメントの成分含有量の表示をしっかりとチェックし、この量が摂れる製品を選びましょう。
また、摂取する時間帯によって効果のあらわれ方にも違いがあります。朝食後なら日中の疲れ目予防に、夕食後なら疲れ目の緩和に有効です。ただし、製品に記載されている用法・用量に従って摂取してください。

疲れ目におすすめの対策と避けたいこと

疲れ目には、アントシアニンの摂取とあわせて次の対策がおすすめです。

おすすめ対策

パソコンやスマートホンの使用を控える
画面から出ている発光されるブルーライトが目の負担になるだけでなく、近くを長時間見つめることで目が疲労しやすくなります。画面から目を離し、休める時間をつくりましょう。

遠くを見る
遠くの空や星を見るのもおすすめです。遠くを見ることで、目の水晶体を支える毛様体筋の収縮をゆるめて、眼精疲労を和らげてくれます。

ルテインの摂取
ルテインはアントシアニンと並んで目の疲労回復に有効とされる成分です。緑黄色野菜に豊富に含まれています。

DHAの摂取
DHAは網膜にも多く含まれているので、摂取することで網膜を守る働きが期待できます。

一方、目の健康によいと思っていても、実はおすすめできない対策も。

避けたいこと

目薬の常用
一時的な刺激や薬の働きで、視力は回復しますが、常用していると目が傷つく恐れがあります。

目を洗う薬剤の使用
目を清潔にするために使う洗浄剤も、使いすぎると目を守るための涙を洗い流してしまうことに。異物や花粉が入ったとき以外は、頻繁に使用するのは避けましょう。

まとめ

目が疲れてくると、集中力が落ちるだけでなく、肩コリや頭痛の原因にもなります。日ごろから目をいたわる習慣を身につけることはもちろん、疲れ目対策としてアントシアニンを豊富に含むブルーベリーや、ルテインを含むサプリメントの摂取がおすすめです。食事と同様に、適切な量を摂ることを心がけ、疲れ目から解放されましょう!

ポイント
ブルーベリーはどれも同じと思うのは大間違い。種類や含有成分によって、疲れ目に対して期待できる効果は異なります。効率よく疲れ目を改善するために、ブルーベリーと目の関係について知ることから始めましょう。

執筆者:松山 夕稀己(まつやま ゆきこ) プロフィール

一般社団法人国際抗老化再生医療学会(WAARM)事務局長
ハワイ大学教授
ハワイダイエット日本支部所長
アテナクリニック心理学士
アテナクリニックアンチエイジングカウンセラー
オルソクリニック銀座国際顧問
20年前にハワイに移住。心理カウンセラーとして働く他、現地で病院や高齢者施設の運営を行う。
現在は日本とハワイを拠点に活躍中